補聴器説明(購入の流れ)

まずは自分とって良い店を見つけることです!

たまに補聴器をたくさん試聴すれば、自分にとって良いもの手に入るとお考えの方がいらっしゃいますがそのようなことはありません。

補聴器は、試聴する数が増えれば増えるほど、何が良いのか逆にわかりにくくなります。試聴した感覚を忘れるからです。

その点を踏まえつつ、抜け出す方法といたしましては、結論から言えばたくさんの補聴器をいろんなお店で試聴するのではなく、自分にとって良いお店を見つけることが重要です。

補聴器は購入したらあとはその補聴器をそのままの状態でずっと使うだけということはありません。

補聴器の種類によって程度はありますが、必ず『アフターメンテナンス』が必要になる機械です。

理由は、機械についている部品の劣化や精密機械の不具合の修理等ありますが、一番の理由は聴力の変化です。

今までも聴力に変化があったように、補聴器を装用するようになったとしても聴力の変化は起こります。その時にしっかり調整できるところ選ぶことをお勧めします。

補聴器を使用してから3年後・5年後自分がどのように変わっているか見越したうえでのお店選びが必要です。

お店によっては、メンテナンスがお店で行うところ、自宅まで出張してくれるところ等様々です。

使用するときは車に乗れてお店まで行ってメンテナンスを受けることが容易だった方も5年後車に乗れなくなってしまった場合、メンテナンスの受けることが車に乗れていた時よりも格段に難しくなります。

その結果、メンテナンスを受けずに自分の聴力に合わない補聴器を使い続け不便に感じ、使用しなくなってしまうケースが多々あります。

その為、3年後・5年後を見据え気軽にメンテナンスしてもらえるお店を選ぶことをお勧めします。

次に、補聴器は色々な物を試聴したとしても、どれが自分に最適な補聴器なのかわかりづらい傾向にあります。

その理由には

  • 難聴の種類が感音性難聴であること
  • どの補聴器も目指しているところは一緒
  • 音の聞こえが変化することと音(会話)を聞き取ることは違う

の3つがあります。

これらにより、複数の補聴器を試聴したとしても、聞こえが変化することは理解できても、それが果たして自分に合っているのか、それとも合っていないのかの判断がしづらくなります。そして、試聴を繰り返す事で以前の聞こえの状態を忘れてしまい、どのような状態だったのかよくわからなくもなります。

感音性難聴である事

全ての補聴器は良くも悪くもその補聴器で改善できる所は改善できます。

しかしながら、補聴器で改善が難しいところは、どの補聴器を使用したとしても難しくなります。

この点は、ご本人様の耳の状態によって大きく異なります。

補聴器を使用する方のほとんどの方が『感音性難聴』である確率が高く、耳が健聴な方の様に治すとなるところまで改善することは残念ながらできません。

聞きにくいと感じている点が、耳の状態のせいなのか、補聴器の調整で改善できるのかという判断をすることは非常に難しくまたどうしても限界は出てきます。

どの補聴器も目指しているところは一緒

補聴器にも他の家電や物流品と同じように、様々なメーカーが存在しますが、目指す聞こえのラインは基本的に一緒です。

例えば、眼鏡を装用することを想像して欲しいのですが、仮に視力を1.0まで改善させるという目標を立てた際、A社では視力を0.8まで改善させる眼鏡を・B社では視力を1.3まで改善させる眼鏡を推奨するとはなりません。

なぜなら目標視力が1.0になるようにしているからです。

言うなれば、自分を使用する眼鏡の状態にあわせるのか、眼鏡を自分の理想とする視力のものにするのかの違いです。

普通は、眼鏡を自分の理想とする視力になるものを選びます。

もちろん使用する方によっては理想とする視力が1.5や2.0というかたもいらっしゃるでしょうが、そうなるようにするためにはその値に合った眼鏡を使用します。1.0に改善できる眼鏡で1.5の視力にはできませんよね?

そして、補聴器もデジタル化が進み、どのメーカーのどの補聴器でも音の調整はある程度できるようになっています。

音の聞こえ方は変化しますが、改善する値そのものがメーカーによって変化することはほとんどありません。

改善したい聞こえに対して、足りなければ音量を増やし、大きすぎるのであれば音量を下げればいいからです。

最終的に目指す聞こえの状態は、どの補聴器も同じですのでそこまで大きく変わることはありません。特に似たような金額の補聴器の場合は、顕著に現れますがさすがに10万の補聴器と50万の補聴器では、ほかの性能の部分に差が現れます。

音の聞こえが変化することと音(会話)を聞き取ることは違う

補聴器を変えれば聞こえてくる音の感覚が変わりますが、それにより聞き取りがよくなっているかどうかはまた別の問題になります。

たくさん試聴し自分に合ったものをという点に囚われてしまう方もいらっしゃいますが、たくさん試聴しても結果よくなっているのか、変っていないのか側からずどの補聴器が自分に合っているものなのかわからなくなってします。

その為、たくさん補聴器を試聴することが決していい結果を生み出すものではないということを理解しておきましょう。

補聴器購入までの手順

測定

補聴器自体は、どんな耳の状態にも合い、装用すればすぐに聞こえを改善してくれる魔法の様な機械ではありません。

補聴器の効果は耳の状態が9割です。

なぜなら、補聴器は今の耳の状態を聞こえるように治す機械ではなく、今の耳の状態を活かす機械だからです。

中には、耳の状態によって活かすことが難しい方もいらっしゃいます。

その確認を行うために、「聴力測定」と「語音弁別測定」を行います。

「聴力測定」とは、どれだけ小さい音が聞こえているのか調べるものであり、日常生活に必要とされる周波数帯で各々調べることができます。

ヘッドホンをつけ、聞こえたらボタンを押す・・というように調べていくのが「聴力測定」です。健康診断等でも行われています。

補聴器は、聴力により改善できる幅が大きく異なり、軽度~中等度難聴と呼ばれている程度であれば、比較的きこえにくさを改善することができ、高度~重度になりますと聞こえにくさは軽度~中等度難聴ほど聞こえにくさを改善することはできません。

その理由としましては、聴力が低下するほど聞こえやすくするのが困難になるためです。聴力の低下具合が大きくなるほど補聴器の効果も薄れていきますので聴力は非常に重要になります。

「語音弁別測定」とは、ヘッドホンをつけ聞こえたとおりに紙に書いてその正解率でどのくらいの音量で、しっかりと音声が理解できるかを確認する測定です。

不思議に思うかもしれませんが、音が聞こえることと音声をしっかり理解することは異なります。そのため、どの程度の音量でしっかり理解できるのか調べる必要性があります。

この測定結果に合った音量を補聴器で調整することにより音声をしっかり聞き取ることができますが、測定結果が悪い場合、残念ながらどんなに補聴器で音量を上げたとしても音声を理解することに貢献できない場合もあります。

このように補聴効果を可視化する測定です。

試聴

補聴器にはいくつかの形状がありますが、初めに試せる形状は耳に掛けるタイプのものとなります。それ以外にも耳あな式と呼ばれるタイプもありますが、本人様の耳の形を採取し製作するオーダーメイドとなっていますので、初めにこのタイプで試聴することはできません。

基本的には、耳掛けタイプで試聴して戴き、どのように聞こえにくさが改善できるか確認して戴いた後、補聴効果を実感された方のみがその先に進み、どのタイプの補聴器にしようか選定していただきます。

補聴器を試聴いただき、耳の状況、補聴器で補えている状況に関してお伝えし、試聴を通じて、補聴器に関して理解できるようにしています。

器種選択

それぞれの聞こえの効果、装用した時に起こるデメリットのレベル、邪魔になるか、ならないかの3つを考えていただくと、選定がしやすくなります。

補聴器の金額の違い

金額の違いは、ズバリ性能の差になります。この性能には、音を抑制する機能だったり、指向性と呼ばれる機能だったり、チャンネルと呼ばれる機能だったりします。これらは、補聴器から聞こえてくる音を快適にしてくれる効果を持ちます。その効果が高いものほど、補聴器の金額は高くなります。

このような機能の違いが、性能の違いとして表れ、そして、金額の違いとして出てきます。

補聴器で重要なのは、自分の聞こえを適切に補えるものを探す事です。軽度難聴だから、性能もそれほど気にしなくて良い、重度難聴だから高い物を……という考えではなく、自分の聞こえを適切に補えるものは、何かを考えていく事です。その方が、ご自身にとって良いものを選びやすくなります。

その為に、しっかりとアドバイスを受けましょう!

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