補聴器のように使えるスピーカーとは?

聞こえの良い

※画像はイメージです。

「家族と一緒にテレビを楽しめない」
「離れた場所の音を拾いたい」

上記のようなお悩みから、このページに辿りついた方も少なくないはず。聞こえが悪いと、テレビの音をついつい大きくしてしまいますよね。また、机越しの会話は距離が離れて聞こえにくいなんて方も多いのではないでしょうか?

実は、遠くの音を近くに届けてくれる補聴器のようなスピーカーがあります。補聴器のようなスピーカーは、単純に音を増幅するのではなく、難聴の方が聞こえやすい音にします。難聴の方が聞こえにくい高音域の音を聞くことができるのですよ!

今回、補聴器店のアドバイザーである私が、補聴器のようなスピーカーについての特徴、機能、種類、おすすめする方についてご紹介します。補聴器のようなスピーカーについて把握すると、聞きたい音を聞き逃しません。

最初に、補聴器の機能を搭載したスピーカーについてご紹介します。

この記事を書いた人
山田 元一(やまだ もとかず きこえのお助け隊
「最近聞こえが悪くなった…」このような悩みをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。しかし、聞こえについて相談できる人や、機会はそう多くないのが現状。これまで補聴器の相談を100件以上承ってきた私が、補聴器や聞こえ全般に関する情報を余すことなくお伝えいたします。


目次

  1. 補聴器のようなスピーカーの機能と種類
    1. 補聴器のようなスピーカーとは?
    2. スピーカーの機能と種類
  2. 補聴器とスピーカーを徹底比較
  3. 【まとめ】使いどころ次第で活躍する

補聴器のようなスピーカーの機能と種類

特徴とは

※画像はイメージです。

ここでは、卓上や耳元、手元で音を聞くワイヤレススピーカーについてご紹介します。アンプやレシーバー、マイクロホンなど補聴器の部品のひとつとして把握したい方は下記のページをどうぞ!

アンプやスピーカーなど補聴器の部品と仕組み

最初に補聴器のようなスピーカーについて改めてご紹介します。

補聴器のようなスピーカーとは?

スピーカー

※画像はイメージです。

今回ご紹介させて頂く、補聴器のようなスピーカーは、次のような場面で有効的に利用して頂くことが可能です。

・テレビの音がうるさいと家族から指摘される
・テレビの大きさは変えずに耳元で聞きたい
・演者や先生の声が遠くて聞き取りにくい
・机を挟むと、声が聞き取りにくい

テレビなど音を拾いたいところにマイク(受信器)を置けば、スピーカーが増幅。テレビや先生の声など、離れた場所の音を近くで聞くことができるのです。

メーカーや器種によって違いますが、首にぶら下げるタイプや、卓上に置くタイプなどがあります。多くのスピーカーはワイヤレス(コードレス)の充電式です。

なぜ、スピーカーが便利かと言うと、距離が離れるにつれ音を大きくしないといけないためです。基本的に、音は距離が2倍離れれば、聞こえるためには4倍必要。

そのため、聞こえの悪い方に音量を合わせると、健聴者にはうるさく感じることがあるのです。スピーカーを近くにおけば、音源からの距離を短縮することができますよ。


このように、スピーカーは聞こえの悪い方が生活するのに非常の便利に使って頂けるのです。

「普通のスピーカーと何が違うの?」

上記のように思われた方もいらっしゃいますよね。

ここまでの内容だと、音を増幅する通常のスピーカーと同じです。しかし、今回ご説明させて頂くスピーカーは、聞こえの悪い方に特化したスピーカー。聞こえの悪い方が聞こえにくい音を聞くことができるのです。

次に、補聴器のようなスピーカーについて詳しく、種類と機能をご紹介します。

スピーカーの機能と種類

補聴器のようなスピーカーは、音を分析し高音域の聞こえを補強します。デジタル化により、音域を分析することで実現しました。

なぜ、高音域の聞こえを補強する必要があるかと言うと、老人性難聴の方は高い音の聞こえが悪いためです。一般的に加齢によって、高音域の音を拾う有毛細胞が減少しています。

有毛細胞は、耳の奥にある蝸牛に存在。蝸牛はカタツムリのような渦を巻く形状です。蝸牛の入り口付近の有毛細胞は、高音域の音を拾い、出口に近づくほど低音の音を拾います。

音が頻繁に出入りする、入り口付近の有毛細胞は傷つきやすく早く減少するのです。加齢によって高い音が聞こえにくいのは、このためなのですね。

補聴器のようなスピーカーは、この高音域の音を補強します。通常のスピーカーだと、音だけではなく雑音も一緒に大きくなりテレビの音が聞き取りにくいもの…。

補聴器のようなスピーカーなら、必要な音だけを大きくするので、雑音の少ない聞こえの良い音を聞くことができますよ!
補聴器のようなスピーカーは、メーカーや機能の違いでいくつかあります。

下記が、スピーカーの商品例です。

※スマホの方は横にスクロールできます。

接続先 料金 特徴
商品1 テレビ 約2万 テレビの音を聞くスピーカー。
本体を卓上や首元にかけて使用することが可能
商品2 テレビ 約3万 ラジオ型のスピーカー。持ち運びが可能。
「ゆっくり」「はっきり」ボタンで聞こえを調整することが可能
商品3 テレビ+その他 約20万円 卵型のスピーカー。
テレビだけでなく、聞き取りしたい場所の音を聞くことが可能。


次で、上から順にご紹介します。

商品1

接続:テレビ
値段:約2万円

テレビのリモコン程度の大きさをしたをスピーカーです。テレビに受信機を取り付け、スピーカーで音を聞きます。スピーカーは、専用スタンドもしくは首元にかけての使用します。

手のひらサイズなので、手元で簡単に音量などの操作をすることができるのです。また、イヤホンに切り換えすれば、あなただけがテレビの音を聞くことができます。

そして、テレビとの距離が約30m離れていても使用が可能です。壁やドアに邪魔されることもありません。テレビの途中のお手洗いなど席を外す用事があっても、話の流れを途絶えることなく聞くことができますよ。 手元で簡単に操作したい方におすすめのスピーカーです。

商品2

接続先:テレビ
値段:約3万円
机に置いて使用する、CDラジカセほどの形をしたスピーカーです。ひとつひとつのスイッチが大きいので、細かな操作が苦手な方でも簡単に操作ができます。

また、聞こえの切り替えボタンがあるのが特徴。「ゆっくり」のボタンを押すと、テレビの音をゆっくり聞くことができるのです。しかも、画面とのずれがありません!

例えば「おはようございます▮本日の天気を▮ご紹介します▮」という音声があったとします。

▮の間に発生する無音時間を省略することで、音をゆっくり聞くことを実現。

また、「はっきり」ボタンで、テレビの音を明瞭にすることも可能できます。音が聞こえやすいだけでなく、自分で聞こえを調整できるスピーカーです。

このスピーカーは、聞こえているのにテレビの音を聞き逃してしまう方におすすめします。

商品3

接続先:テレビやその他
金額:約21万円

商品3は、コミューン(comuoon)という、ユニバーサルサウンドデザインというメーカーが販売しているスピーカーです。卵型の形状で、拡散せず耳までまっすぐに音が届きます。

コミューンが他のスピーカーと違う所は、テレビだけでなく生活の中でも使える点です。例えば、テーブルの真ん中にコミューンを置けば、テーブルの端と端とで距離が離れていてもスムーズに会話できます。

一般的に聞こえが悪い方との会話には、聞き返しや、ゆっくり喋ることが求められるため伝えるほうも難しいもの…。

コミューンは、私生活でも使えるので、伝える側の負担も減らすことにも繋がります。コミューンは、伝える方、聞く方、両方の負担を軽減することができるのですね。


以上、スピーカーについてご紹介しました。スピーカーは、主にテレビと連携し、聞こえやすい音を聞くことができるのです。

また、コミューンは家庭内での会話をスムーズにしたい方だけでなく、聞こえの悪い方と接することが多い方におすすめです。


このように、スピーカーは聞こえの悪い方の生活をより便利にする器械なのです。補聴器のようなスピーカーは、多くメーカーから販売されており、amazonや楽天市場などの通販サイトで購入することができます。

その通販サイトで、レビューや口コミを見てみると、補聴器のようなスピーカーを多くの方が便利に使っているがわかります。

「補聴器の代わりに購入してみようかな?」

ただ、上記のような考えで購入するのであれば早計です。いくら、補聴器のように聞こえが良いといえども、適応する環境が違います。どちらを選ぶかは、あなたの生活と考慮して選ぶ必要があるのですよ。

次で、スピーカーと補聴器を比較してみましょう!

補聴器とスピーカーを徹底比較

比較すると

スピーカーと補聴器は、対象者や使用用途が違います。補聴器とスピーカーの使用用途をきちんと把握しておかないと、折角購入した器種が、まったく活用できないなんて事態になりかねません。

そんな事態を避けるためにも、次の表できちんと補聴器とスピーカーの違いを確認しましょう。

※スマホの方は横にスクロールできます。

補聴器 スピーカー
区分 管理医療機器 音響機器
人数 1人 1人から大多数
金額 約5万円から約60万円 約1万円から約25万円
用途 健聴者と同じ聞こえに近づける テレビや周辺の音を増幅する
メリット その人に合わせた聞こえに調整できる
耳と同じ場所で音を拾うため自然な聞こえ
小さいため内外問わず使用できる
自分だけが音を聞くことができる
大人数が聞こえる
比較的に安価で購入できる
耳に解放感がある
遠い距離の音を聞こえるようになる
デメリット 価格が高い
他の人と一緒に使用できない
メガネやマスクの邪魔になる
持ち運びできない
限定された場所の音のみ聞くことができる
周囲の人に聞こえてしまう
おすすめする人 生活のほとんどの聞こえを一つの機械で補助したい
聞こえのケアを行っていきたい
家でテレビの音を聞きたい
聞こえの悪い不特定多数の方に音を聞かせたい
おすすめしない人 使用する場面(テレビや会議など)が限られている方
複数の人と使用したい方
きこえのケアを行いたい方
アクティブに動きまわる方


上記のようなメリット・デメリットが挙げられます。

結論から申し上げますと、個人の聞こえのケアには補聴器を、テレビや食卓など決まった場面に使用するのであればスピーカーをおすすめします。

補聴器は、あらゆる場面の個人の聞こえを補助する器械です。内外問わず、使用者のみが聞こえの良い音を聞くことができます。そのため、個人の聞こえに合わせた音の調整が可能です。

例えば、先ほどの老人性難聴の特有である高音域の聞こえも、年齢によって音域の幅も違うのです。

30代であれば電話や鳥など(8000㎐)の音は聞こえている方が多いですが、30代から徐々に聴力は低下し、60代の一部の方には聞こえない方もいらっしゃいます。このように、聞こえは年齢や耳の状態で変わるのですね。


補聴器は、音を細かく調整することができます。その人に合わせた、1番聞こえの良い音を聞くことができるのです。また選ぶ形状によっては、オーダーメイドで提供される補聴器も一般的。

使用者の耳の形を採取して制作するので、ハウリングが起こりにくいです。このように、個人の聞こえを補助するのに特化したのが補聴器となります。


また、テレビも補聴器を装用していれば、聞こえやすいです。最新の器種の中には、テレビや電話と連携する補聴器もあります。

テレビの音を、生活音に邪魔されず直接補聴器で聞けるのです。テレビや電話を楽しみたい方は、外部機器と連携する補聴器をおすすめします。


一方スピーカーは、テレビなどの特定の場所の聞こえを個人~多数が共有できる器械です。みんなと音を共有できるので、ご夫婦でテレビの音を聞きたい、このような方にスピーカーは非常に便利となります。

家族団らんの場に置けば、伝える方も負担が少なくスムーズに会話を楽しむことができます。


しかし、スピーカーは外に持っていくのは不便です。周囲の健聴者にも音が聞こえてしまうというデメリットもあります。そして、個人に合わせた音の調整ができないので、補聴器と比べて聞こえにくいです。

このように、補聴器とスピーカーは、対象者や使用目的が違います。日常の聞こえのケアには補聴器を、室内で多数の方と音を聞きたい場合にはスピーカーをおすすめします。生活によって使いわけることが大切です。

【まとめ】使いどころ次第で活躍する

まとめ

以上が、補聴器とスピーカーについてでした。

あなたがどの場面で、聞こえを補助して欲しいのか事前に確認しておくことが大切です。生活と聞こえに合わせて、あなたに合った器種を選びましょう。

「補聴器も気になるけど、使用感はどうなんだろう…?」

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