電池交換が必要ない!?充電式補聴器について徹底解説

「補聴器の電池交換が面倒」

上記のような悩みを解消するのが、充電式補聴器です。

基本的に補聴器の電池は約3日から1週間ほどで交換を行う必要があります。頻繁に交換する手間に加え、小さい種類で約5mmの電池は、自分にとって取り扱いが負担じゃないか、不安ですよね。このような方に、充電式の器種をおすすめします。充電式は、電池自体が存在しないため、面倒な電池交換が行う必要がありません。

とはいえ、電池交換がないからと言って、いきなり購入に進むのは注意が必要。実は、充電式補聴器は、充電する方法の違いによって、一般的に2種類あるのはご存知でしたか?あなたにあった充電式補聴器を選ばないと取り扱いを間違えて壊してしまうかもしれませんよ!

今回、補聴器店のアドバイザーである私が、充電式補聴器について、メリット/デメリット、費用、おすすめの器種までご説明します。充電式補聴器について把握すると、あなたが楽に取り扱いできる機種を選ぶことができますよ。

最初に充電式補聴器のメリット・デメリットからご紹介いたします。

この記事を書いた人
山田 元一(やまだ もとかず きこえのお助け隊
「最近聞こえが悪くなった…」このような悩みをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。しかし、聞こえについて相談できる人や、機会はそう多くないのが現状。これまで補聴器の相談を100件以上承ってきた私が、補聴器や聞こえ全般に関する情報を余すことなくお伝えいたします。


<目次>

電池交換以外にも、充電式補聴器をおすすめする理由

充電式補聴器のメリット・デメリットは、次の通りです。

メリット デメリット
電池を買いに行く必要がない
電池交換が不要
電池のごみを分別する必要がない
充電し忘れると使えない
購入時は本体代と一緒に充電ケース代が必要
旅行など泊りで外出する際は電池ケースを持っていく必要がある

基本的に補聴器の電池は、空気亜鉛電池と呼ばれる特別な電池が使用されています。空気亜鉛電池は、一部のコンビニやスーパーでも販売されていますが、販売している多くは家電量販店。そのため、補聴器の電池を購入する場合、家電量販店まで行くことが多いです。また、処分にも注意が必要で、市町村が決めた分別もしくは、購入した補聴器店、家電量販店の電池回収BOXまで持っていきます。


充電式補聴器は、充電ケースに補聴器を置くだけで簡単に充電が行えるため、電池自体がなく、交換や購入、処分などの面倒な手間が不要です。充電式補聴器は、充電し忘れると使えないデメリットもありますが、基本的に1回充電すれば24時間ほど稼働します。そのため、寝る前に充電をしておけば、1日電池切れの不安なく補聴器を使用して貰うことが可能です。

また最近では、充電と電池の両方が使用できる補聴器もあります。充電がなくなると、電池を入れることで使用することができるのです。急な充電切れでも対応可能。充電だけでは不安な方はこちらをおすすめします。

以上、充電式補聴器のメリット/デメリットでした。充電式補聴器は電池が必要ないので、電池交換の煩わしい手間を省くことができます。手先の細かな動作が苦手な方におすすめです。

そして、充電式補聴器のメリットは電池の取り扱いだけではありません。充電式は電池が必要ないため、電池代の節約にもなるのです。もちろん電気代が別に必要となりますが、電池代と比べて大変安くなります。

次で、電池代について詳しいご説明です。

電池式と充電式を比較すると、どっちがお得?

基本的に補聴器の買い替え時期は、約5年です。そして、電池代は器種や使用時間などで違いますが、1年間約8000円必要となります。両耳にすると、約16000円。5年間使用したとすると、次の式になります。

■電池式補聴器

(8000円×2台)×5=80000円

補聴器を5年間使用した場合、約8万円が電池代として必要となります。

次に充電式補聴器ですが、1年間の電気代金は約130円。充電ケース代として、約4万~約5万が本体代金とは別に必要です。5年間補聴器を使用、43200円の充電ケースを購入したと考えると、次の式になります。

■充電式補聴器

(130円×5年間)+約43200円=43850円

このように、充電式補聴器を購入すると、全体として約3.5万円前後、費用を安く抑えることができます。また、電池交換や、購入、処分の必要がないので、充電式補聴器はおすすめですよ。

「充電式補聴器が気になるけど、いくらするの?」
「何を購入すれば良いの?」

ここまでの説明で上記のように思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで次に、実際購入できるおすすめ補聴器についてご紹介します。

置くだけで簡単充電、おすすめ補聴器

今回おすすめする充電式補聴器は、非接触式からご紹介します。

実は、充電式といっても、次の2種類があるのです。

・接触式:補聴器と電池ケースにある、電池接点を合わせることで充電を行うタイプ
・非接触式:充電ケースの中におくだけで充電が可能なタイプ

電池接点はケースと補聴器を繋いで給電を行う箇所です。非接触式は、電池接点がないため、傷ついたり・腐食したりなどして、充電がきちんと行えないという事態を避けて頂くことができます。また、電池接点に合わせてはめ込む必要なく、充電ケースに置くだけで簡単に充電することが可能。小さい補聴器の取り扱いが苦手な方におすすめです。

このことから今回、この非接触式からおすすめ補聴器をご紹介します。

非接触式のおすすめ補聴器は次の2つです。

・Pure Charge&Go Nx(シーメンス)
・リサウンド リンクス クアトロ(GNリサウンド)

次で上から順にご説明します。

pure Charge&GO Nx

pure Charge&GO Nx

難聴程度:軽度から重度

価格:183,200円~

pure Charge&GO Nxは、充電すればすぐに行動できるという意味から、名前がつけられています。名前の通り約30分の充電で約6時間の使用ができるのです。1日の補聴器の使用時間が約7.6時間ということから考えると、30分の充電で1日の大半を補うことが可能。また、Nxシリーズは、音の調整機能によって5段階のグレードと価格に分けられています。シンプルな機能から、高性能な機能まで、あなたの生活に合わせて選ぶことができますよ!

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クアトロ

リサウンド・リンクス クアトロ

難聴程度:軽度から重度

価格:220,000円~

リサウンド リンクス クアトロは、3時間のフル充電で約30時間使用することができます。また、それだけでなく充電ケースにも電力を蓄えることが可能です。ケースに充電しておけば、本体3回分の、約90時間分の電力を蓄えておくことができます。日数にすると、約15日!リサウンドリンクス クアトロなら、長期の旅行でも電気切れの不安を少なく、補聴器を使用することができますよ。

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おすすめ


以上、充電式補聴器についてご説明させて頂きました。

充電式の補聴器は、電池交換や購入、処分の手間がなく便利です。
補聴器の取り扱いをもっと気軽に行いたい方におすすめします。

当記事があなたの参考になれば幸いです。

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