補聴器の故障や紛失の原因のひとつとして耳から補聴器の落下が挙げられます。折角購入した補聴器に傷が付いたり、使えなくなったりしたら嫌ですよね。最悪紛失なんてことも十分ありえます。
そこで今回は、補聴器の落下防止について、原因や対策方法についてご説明します。
補聴器を落下してしまう原因
補聴器はなぜ落下してしまうのでしょうか?補聴器が落下する原因は次のような理由が挙げられます。
マスクやメガネと干渉してしまう
耳かけ型補聴器によくある落下の原因です。耳かけ型はメガネであればツルの部分、マスクはゴムを引っかける箇所に補聴器を装用します。そのためマスクやメガネを付け外しする際に補聴器に引っ掛かり落下してしまうのです。
補聴器が落下しにくいマスクの外し方としては、マスクの上の紐を指でつまみ上方向にひっぱると補聴器が外れにくいです。その他にマスクを耳にかけないようにするマスク用フックや耳穴型にするなどで補聴器の落下対策ができます。
耳栓が耳に合っていない
耳栓と耳に隙間がある、きちんと奥まで挿入できていないと補聴器が落下することがあります。補聴器が頻繁に落ちるようであれば最初に耳栓を見直しましょう。オーダーメイドであっても急激な体重の減少などでサイズが合わなくなり隙間ができることもあります。
正しく装用できていないと落下の恐れがあるだけでなく、ハウリングが発生したり、聞こえに影響を及ぼしたりします。少しでも耳栓に違和感を覚えたなら販売店に相談されることがおすすめです。 上記のような理由で補聴器が耳から落下します。
とはいえ補聴器は本人が意図しないタイミングで落下するものです。そこで次に補聴器の落下防止に役立つグッズをご紹介します。
補聴器の落下を防ぐ落下防止ストラップ
補聴器の落下を防ぐグッズと言えば補聴器落下防止ストラップです。補聴器と洋服の首元を繋ぎ、もし補聴器が耳から外れたとしても地面まで落下するのを防ぎます。補聴器落下防止ストラップは紐やチェーンタイプのものまで種類が様々あります。
通販サイトで多く流通していますのでお気に入りのストラップを見つけてください。値段は1,000円から3,000円ほどで購入できます。
ストラップは100均で手作りできる
100均の帽子用クリップと長いヘアゴムを使って補聴器の落下防止ストラップを手作りされる方もいらっしゃいます。コスパが良いのも魅力ですが、自分好みにデコレーションできるのが良いですね!作り方を紹介しているサイトもありますので興味がある方は調べてみてください。
落下防止フック
耳かけ型補聴器の落下防止対策として落下防止フックがあります。落下防止フックは補聴器とフックで耳をほぼ一周させることで補聴器を耳に固定し落下しにくくさせるグッズです。先ほどご紹介したストラップよりも目立ちにくく邪魔になりにくいのが特徴です。こちらの商品GNリサウンドから販売されています。
落下した補聴器を探すことができる機種も
残念ながらこちらは落下後の紛失対策ですが、器種によっては無くした補聴器を探すことができます。
スマホのアプリに補聴器を登録しておくと、補聴器との通信が途絶えた場所を確認できます。落とした場所に目処がつけられるので探す場所が限られていて紛失した補聴器が見つけやすくなります。
ただ補聴器自体にGPSが搭載している訳ではありません。記録されるのは通信が途絶えたところなので盗難や警察に持ち込みなどで補聴器が移動すると正確な位置がわからなくなるので注意が必要です。
こちらもまたGNリサウンドの機能で「補聴器を捜す」と呼ばれています。
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