補聴器の市場(日本国内のマーケット)

現在の日本の総人口は概算で1億2656万人です。その中で65歳以上の人口は3530万人と総人口の30%を超えています。そのうち75歳以上の人口は1764万人と65歳以上の人口に対して50%、総人口に対しても16.5%と6人に1人は75歳以上の高齢社会に入っています。(総務省統計局人口推計平成30年2月1日現在概算値より)

それに伴い難聴であることを自覚し始め、不都合を感じている人も増加傾向にあります。

では、日本国内には難聴者が約何人いて、難聴者の何割が補聴器を使用しているのでしょうか。また補聴器の需要は今後どのように見込まれているのでしょうか。

ここ最近の補聴器の出荷台数の推移と現在のトレンド、補聴器販売の主要メーカーなど日本国内における補聴器市場を紹介します。

長寿高齢化と加齢性難聴者推測人数の推移

先に述べたように、日本では高齢化がどんどん進んでおり今や3人に1人が65歳以上、6人に1人が75歳以上であるという現状です。

また、加齢による聴力の低下は30代から徐々に自覚症状が少なく本人も気付かないうちに進行していると言われています。一般社団法人日本補聴器工業会が2015年に調査報告を実施した「ジャパントラック2015」によると、「難聴を自覚的に訴える人」の割合は、65~74歳で18%、75歳以上で41.6%となっています。

最新の総務省統計局人口から推定すると、65~74歳で約318万人、75歳以上では約734万人の人が「難聴であることに不都合を感じていること」というになります。

総務省統計局から出している人口推計とJapanTrak2015での難聴者率から割り出すと
65~74歳と比較して、75歳以上では難聴者数は倍増しています。 日本では今後75歳以上の人口は増加傾向が続きますので加齢に伴う難聴者数は今まで以上にさらに勢いよく増えていくことは確実視されています。

日本での補聴器の出荷台数の推移

一般社団法人日本補聴器工業会の発表している補聴器の出荷台数の推移は、1990年の総出荷台数301,178台から2017年では562,747台と約1.9倍とほぼ毎年増加傾向が続いている状況です。この状況は高齢化に伴いまだまだ続くことが容易に想像されます。

また補聴器の形状も1990年から2007年までは耳の穴に差し込み装着する「耳穴型」の割合が大きく出荷台数も伸びていました。

しかし、2007年以降は「耳穴型」が占める割合は次第に減少傾向にあり、逆に耳の後ろに本体をかけるように装着する「耳かけ型」の割合が増加して補聴器の主流傾向にあります。

調整方法の改善による装着感覚の向上や、技術の進歩によって補聴器自体が小型化し目立ちにくくデザイン性も向上しカラーバリエーションも豊富になったことが好まれて現在のトレンドをあらわしているといえます。

主な補聴器の製造元

補聴器の製造元は多数ありますがメーカーの多くは欧米諸国の企業です。

理由としては諸説ありますが、福祉制度が充実していて難聴に対しての理解がある人が多いと思われる国々に製造元も多い傾向があります。

その中で、一般社団法人日本補聴器工業会加盟の補聴器メーカーが2018年3月現在で10社あります。

シバントス(シーメンス・シグニア)

元々はドイツの企業で、シバントス株式会社として本社は神奈川県相模原市にあります。

補聴器は、「シーメンス」ブランドで約130年の歴史があり世界中で120か国以上の国々で販売されている老舗メーカーの一つです。2016年より新ブランド「シグニア」が誕生しました。ホームページはこちらをご覧ください。

https://www.signia.jp/

GNリサウンド

デンマークの企業で、世界20か国以上に支社があり80か国以上で販売網があります。

日本ではGNリサウンドジャパンとして神奈川県横浜市に支社があります。

GNリサウンド補聴器は「スマート補聴器」として、スマートな「音声処理」「デザイン」「ワイヤレスシステムとの連携」そしてiPhoneでおなじみのアップル社と共同開発した「スマートアプリ」を組み合わせた画期的な補聴器が大きな特徴です。

ホームページはこちらをご覧ください。

http://www.resound.com/ja-JP

オーティコン

元々はデンマークの企業で、ウィリアム・デマント・ホールディング・グループ会社(WDH)のグループ企業です。

補聴器メーカーとしては110年以上の歴史があり、世界中で100か国以上の販売網があります。日本法人は神奈川県川崎市にあります

ホームページはこちらをご覧ください。

https://www.oticon.co.jp/

ワイデックス

デンマークの企業です。補聴器メーカーとしては60年以上の歴史があり、世界中で100か国以上の販売網があります。日本法人は東京都墨田区にあります。

ホームページはこちらをご覧ください。

https://www.widexjp.co.jp/

スターキー

アメリカの企業です。すべての補聴器メーカーの修理業から創業して50年以上の歴史があり、世界中で120か国以上の販売網があります。日本法人は神奈川県横浜市にあります。

ホームページはこちらをご覧ください。

https://www.starkeyjp.com/

フォナック

元々スイスの企業でソノヴァグループのグループ会社です。補聴器メーカーとしては70年以上の歴史があり、世界中で100か国以上の販売網があります。日本法人は東京都品川区にあります。

ホームページはこちらをご覧ください。

http://www.phonak.jp/

パナソニック

電化製品でお馴染みの日本の企業です。補聴器メーカーとしては約50年以上の歴史があり、現在国内に直営店が3か所、パナソニックのお店を含めると日本各地に販売網があります。本社は神奈川県横浜市にあります。

ホームページはこちらをご覧ください。

https://panasonic.jp/hochouki/

リオネット補聴器

日本の企業です。補聴器メーカーとしては70年以上の歴史があり、日本国内を中心に海外を含めて300か所以上の販売網があります。本社は東京都国分寺市にあります。

ホームページはこちらをご覧ください。

http://www.rionet.jp/

NJH

日本の企業です。補聴器メーカーとしては40年以上の歴史があり、日本国内に10か所以上の拠点があります。本社は東京都新宿区にあります。

ホームページはこちらをご覧ください。

http://www.njha.co.jp/

コルチトーン補聴器

日本の企業です。補聴器メーカーとしては60年以上の歴史があり、日本国内4か所に拠点があります。本社は東京都文京区にあります。

ホームページはこちらをご覧ください。

http://www.cortiton.com/

日本の高齢化が進むとともに、加齢性難聴により補聴器を必要とする人はこれからもっと増え続けるでしょう。

様々な補聴器のメーカーが世界中にありますが各メーカーが独自の技術の開発で日々進化し続けています。様々な選択肢の中から、最も合った補聴器に出会うことが、聞こえを改善するためには最も大切です。

「聞こえのお助け隊」では、シバントス(シーメンス・シグニア)とGNリサウンドの補聴器の聞き比べができます。

補聴器を検討しているけど、どのメーカーにしたら良いか迷っているのなら、まずはこの2大メーカーの聞き比べから始めてみてはいかがでしょうか。

どうぞお気軽にご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
補聴器の寿命と利用方法 補聴器を装着時の電話と、聞こえる受話器の持ち方

補聴器選びの悩みは
プロへの無料相談で解決!

補聴器アドバイザー

「結局のところ、どの補聴器が自分に合っているのかわからない・・・。」

保険選びで悩まれている場合には、補聴器のプロに無料で直接相談ができる「補聴器アドバイザー」をぜひご利用ください。 経験豊富な補聴器のプロフェッショナルに相談することで、あなたに最適な補聴器をスムーズに見つけることが可能です。

例えばこんなとき・・・

  • 電話の声が聞きづらい。
  • みんなの話についていけない。
  • 家族と会話が成り立たないから、疎まれる。
  • 人とうまくコミュニケーションが取れないから、伝えることができない。
  • 鉄道のアナウンスなど、外からの情報が聞き取れないから、外出が怖い。
  • 病院などで受付の呼び出しに気付かないことがある。
  • 家族、友人から何度も聞き返されてストレスが溜る。
  • 単純に耳が聞こえづらい。

当サイトの補聴器アドバイザーがあなたのお悩みを解決します!

お電話でのお問い合わせ【受付時間:月-金 9:00~17:00】

0120-133-958

新着記事一覧