聴力は年齢と共に低下するものであり、働いている世代でも補聴器を検討することは普通なことです。
しかし、補聴器は一般的に「ご高齢の方が使用するもの」というイメージがあり、現役世代での装用には抵抗を感じる方も多いです。
そこで今回、仕事で補聴器を使用する必要性と仕事で活躍するおすすめ補聴器をご紹介します。
※補聴器を購入する前には、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
90%は補聴器が仕事中に役に立っている
最初に実際の補聴器が仕事中に役立っているというデータをご紹介します。※「補聴器はあなたの仕事上でどのように役立っていますか?」との質問に次のような回答がありました。
はい、大変役に立っています 40%
はい、少しは役にたっています 50%
いいえ、役にたっていません 10%
※2022年日本補聴器工業会の調査
このように約90%が仕事での補聴器の有用性を実感されています。では、補聴器が仕事上でもたらす具体的な効果を次でご説明します。
仕事上での補聴器の効果
仕事上での補聴器装用は次のような効果が期待できます。
・聞き逃しの防止と円滑なコミュニケーション
・ノイズキャンセリング機能
・ワイヤレスイヤホンとしても
次で上から順にご説明します。
聞き逃し防止と円滑なコミュニケーション
仕事で補聴器を使用すると、会話の聞き逃しを防ぐことができます。
また、聞こえにくかった声も聞きやすくなるため、会議やセミナーなどの重要な場面でも情報を逃さずに聞くことができます。
特に、時間や単位などの重要な情報が詰まっている会議では、聞き取り能力は非常に重要です。
そして今まで聞き取りに注意を払っていた方は、補聴器の使用でより楽に聞き取ることができるので精神的な負担も軽減されます。
ノイズキャンセリング機能
近年の補聴器は、多くの器種でノイズキャンセリング機能が搭載されています。
ノイズキャンセリングとは、外部からの騒音や雑音を抑制する機能であり、周囲の音を静かにすることで必要な音を聞き取りやすくします。
補聴器の場合は、クーラーやエアコンなどの背景騒音を低減し、話し相手の声をよりはっきりと聞き取れるなどの効果を発揮します。
さらに、ノイズキャンセリング機能によって雑音が抑制されるため、集中力が高まり仕事上で優れたパフォーマンスが期待できます。
ワイヤレスイヤホンとしても
補聴器とスマホが連携する器種であれば、補聴器をワイヤレスイヤホンのように使用できます。
仕事中にスマホを使用して社内外とやり取りする方には、この補聴器の機能が大変便利です。
例えば通話時であれば、スマホの音声が直接補聴器から聞こえるため、周囲の環境の影響を受けることなく、相手の声をクリアに聞くことができます。
また、ワイヤレス接続によって手元のスマホから操作することもでき、補聴器の設定や音量の調整などを簡単に行えます。
補聴器に触る必要がないので装用が気づかれにくい、落下しにくいです。
このように、スマートフォンと補聴器が連携することで、仕事に集中しながら効果的に情報を受け取ることができます。
仕事で活躍するおすすめ補聴器:スタイレット
スタイレットは老舗補聴器メーカーシグニアの補聴器です。スタイレットをおすすめする理由は、そのスタイリッシュな外見です。
補聴器の装用に抵抗を感じる理由として、他の人に補聴器を気付かれたくないということが挙げられます。とくに人の出入りが多い会社であればなおさら装用を戸惑われてしまうのではないでしょうか?
スタイレットは従来の補聴器とは異なり、一目で補聴器とわからないデザインが特徴ですので、他の人に気付かれる可能性が低くなります。
そして、スタイレットは様々なクラスやシリーズが展開されていますので、ご自身の生活に合わせて最適な補聴器を選ぶことができるのも魅力の一つです。
まとめ
以上、仕事で役立つ補聴器についてご説明しました。
仕事中の聞き漏らしは大きなミスに繋がることもあります。
仕事に集中するためにも、年齢に関係なく聞こえにくいと感じた時点から補聴器の装用をおすすめします。
きこえのお助け隊では、先程ご紹介した補聴器の器種を2週間無料でお試しいただけます。
補聴器を試してみたい方は、お気軽に電話またはメールでお問い合わせください。きこえのお助け隊の専門スタッフが丁寧に対応いたします。