ある日突然音が聞こえない。
突発性難聴を発症すると、前兆もなく聴力が低下します。今まで聞こえていた音が急に聞こえなくなるなんて怖いですよね。または、ここをご覧頂いている方の中には、突発性難聴を実際に発症しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
急に聴力が低下した場合、至急病院に受診しに行きましょう。なぜなら、突発性難聴は早期治療が改善の鍵となるためです。
今回、耳とのかかわりの深い補聴器店で勤める私が、突発性難聴の症状、原因、予防策についてご説明します。突発性難聴について詳しく知ると、発症した時も慌てることなく適切に処置を行うことができますよ。
最初に、突発性難聴の症状からご説明します。
目次
めまいや耳鳴りを伴うことも。突発性難聴の症状とは?
突発性難聴は、前兆もなく突然聴力が低下する病気です。厚生労働省は、突発性難聴の診断基準を「突然の、文字どおり即時的な難聴、または朝目が覚めて気づくような難聴。ただし難聴が発生したとき、就寝中や作業中など、自分がそのとき何をしていたか説明できるもの」としています。
聴力が低下した瞬間を説明できるほど急に発症した難聴を、突発性難聴と言います。多くは片耳だけ聴力が低下。稀に両耳の聴力が低下します。全年齢に発症する恐れがありますが、発症した多くの方は40歳から50歳です。
また突発性難聴は、下記のような症状を一緒に伴うことがあります。
・閉塞感(こもり感)
・いつもと違い聞こえがおかしい
・平衡感覚(めまい)がある
・耳の中で音がする(耳鳴り)
上記の症状と、聴力の低下を感じた場合は早急に病院にいきましょう。なぜなら突発性難聴を2週間以上放置すると、聴力が低下した状態で固定されるため治療するのが難しくなるためです。また、突発性難聴を発症した約3分の1の方が完治し、残りの3分の1は回復しても難聴が残り、残り3分の1は治らないと言われています。
発症した約3分の2の方に難聴が残る可能性がある突発性難聴。できることなら発症自体を避けたいところ…。
そこで、次に突発性難聴の原因についてご紹介します。
ストレスが発症の引き金になることも!
突発性難聴の原因は、残念ながら特定されていません。色々な要因で突発性難聴は発症しますが、原因を特定することができないのです。
ただ、突発性難聴の原因として、次の3つが有力な説として考えられています。
・ウイルス感染
・循環障害
・ストレス
次で上から順にご説明します。
ウイルス感染
突発性難聴を発症させる、ウイルスは不明です。ただ、なんらかのウイルスが耳の奥の内耳に入ることで炎症をおこし、難聴を発症させていると言われています。
突発性難聴を発症した多くの方が、風邪の症状があった、体が弱っていたなどウイルスに感染しやすい状態でした。また、突発性難聴は再発しないことから、ウイルス感染説が有力とされています。
内耳循環障害
内耳循環障害説は、内耳が血栓によって塞がる、けいれんするなどで血液の循環がスムーズに行かないことを原因としています。また、循環を改善する治療薬が、突発性難聴に有効という報告もあるのです。ただこの説は、突発性難聴の多くが再発しないことや、若年層にも発症するなどと言った不明点もあります。
ストレス
突発性難聴を発症する方には、ストレスや疲労などを感じている方が多いです。人はストレスを感じると、交感神経が活性化し血管が縮小します。血管が縮小すると、酸素などの必要な成分が十分に内耳に供給されません。そのため、内耳機能が悪影響を受けて突発性難聴が発生するという説です。
以上が、突発性難聴の有力な3つの説でした。突発性難聴の原因ははっきりとはしていませんが、上記3つが原因だった場合、有効になる予防方法があります。次でご説明します。
突発性難聴を改善する予防/治療法
突発性難聴の予防は、次の3つとなります。
・生活習慣を整える
・うがい、手洗いをする
次で上から順にご説明します。
生活習慣を整える
睡眠時間を十分に確保し、できるだけバランスのとれた食事を三食とりましょう。生活習慣を整えることにより、血流がスムーズに流れ、突発性難聴を防ぐことができる可能性があります。
うがい、手洗いをする
うがい、手洗いをすることでウイルス感染による突発性難聴を防ぎます。日常的にうがいや手洗いを心掛けることにより、体内にウイルスの侵入を防ぐことが可能です。
以上、突発性難聴の予防方法でした。上記の方法は生活習慣の改善にも繋がるのでおすすめです。しかし、突発性難聴を発症すると、医師による治療を受けても、約3分の2の方に難聴が残る可能性があります。その場合、補聴器の装用が非常に有効です。
なぜ、補聴器の装用がおすすめかと言うと、あなたに合った音を作ることができるためです。特に突発性難聴の場合、人によって高音域が聞こえないなど症状が違います。
例えば、高音域の聞こえが悪かった場合、低音域まで高音域の音を下げることで聞こえるようになるのです。単純に聞こえないからと言って、音を大きくしても、聞き取りがよくなるわけではありません。
一般的に聞こえにくい音を聞こうとすると、耳を凝らす必要があり、疲れてしまいます。補聴器を装着することで、聞く労力の軽減にも繋がり、家族や友人との会話もスムーズですよ。
しかし、補聴器の購入は、たくさんの選択肢から選ぶ必要があるのはご存知でしたか?
補聴器の器種は、数千と販売されています。また、自分にあった補聴器選びのために、何度も補聴器店へ外出するのも大変ですよね。
そこで次に弊社のきこえのお助け隊のご紹介します。弊社のサービスを利用すると、お電話もしくはメールひとつで、外出することなくあなたに合った補聴器を探すことができますよ。
きこえのお助け隊とは?
きこえの他お助け隊は、全国展開の訪問サービスを強みに補聴器の累計販売台数10万台を達成しました。
きこえのお助け隊のおすすめポイントは次の通りです。
・全国対応の訪問サービス
・料金無料のアフターケア
・補聴器1週間無料レンタル・30日間無料返品サービス
次で上から順にご説明します。
全国対応の訪問サービス
お店をもたないきこえのお助け隊だから、どれだけ離れた場所でもお伺いすることができます。ご自宅にお伺いするので、交通費や時間を無駄にすることがありません。また、全国展開だから離れて住む両親や親戚の補聴器の相談・調節依頼も簡単です。
そして、訪問サービスだから実際に生活されているご自宅で、音を確認できます。補聴器を店頭で購入する場合は、お店の環境に合わせて音を調整しますので、家の環境に合わず補聴器が聞こえにくいなどの問題が起こることがあります。しかしきこえのお助け隊はご自宅で調整を行いますので、生活環境に合わせた補聴器を、購入初日にお渡しすることができます。
料金無料のアフターケア
補聴器は購入後も定期点検や調整が必要な商品です。特に購入直後は、3回から10回ほど補聴器の調整が必要となります。なぜなら、最初にお渡しさせて頂いた補聴器は音量などを下げてお渡ししているためです。補聴器の使い初めは、あらゆる音を拾うので声や音が大きく聞こえ、使用が嫌になり止めてしまう方が多くいらっしゃいます。
継続して補聴器を使用して頂くために、音量を下げた補聴器を最初にお渡ししているのです。補聴器の装着を続けると、生活音が気にならなくなります。そのタイミングで補聴器も、あなたの聞こえと生活に合わせた最適な大きさに音を調整させて頂きます。
しかし、お店によっては補聴器購入後の訪問は1000円前後の料金が必要。調整や点検の度に料金がかかるのは大変負担ですよね。きこえのお助け隊なら、補聴器購入後の訪問でも料金無料です。お金を心配することなく、継続してサービスを利用して頂くことができますよ。
補聴器1週間無料レンタル・30日間無料返品サービス
弊社は補聴器の1週間無料レンタルサービス、もしくは1か月返品無料サービスを行っております。補聴器1週間無料レンタルサービスは、購入してみたい器種を1週間レンタルして頂くことが可能。もし、レンタル期間中に生活に合わないようであれば器種をお返し頂いて終了です。費用は一切かかりません。
また、30日返品無料サービスも行っており、補聴器購入後1か月以内なら無料で返品できます。購入後、補聴器があなたの生活に合わない場合や、やはり補聴器を必要としなかった場合に返品してもらうことができます。
実際に補聴器を使用してみないと不安、購入する器種を試してみたいといった方に人気です。この2つのサービスで、購入後の補聴器から音が聞こえないなどのトラブルを未然に防ぐことができます。
※1週間無料レンタルサービスと、1か月無料返品は併用することはできせん。
以上がきこえのお助け隊のおすすめポイントでした。弊社は、効果を実感して頂かなければ補聴器の購入をおすすめしません。また補聴器の本体代金と付属品以外の料金は一切不要。ご本人様だけでなく、ご両親、親戚、ご友人にもおすすめしやすいサービスです。
「まずは補聴器の話だけでも聞いてみたい」
そのような方も、是非弊社のサービスをご利用頂ければ幸いです。きこえのお助け隊のお申込みは下記からどうぞ!