6月6日は「補聴器の日」です。この記念日は1999年に日本補聴器工業会と日本補聴器販売店協会によって制定されました。
「補聴器が人々の生活の中でより身近な存在になるように」、「多くの人々が抱える聞こえの悩みが少しでも改善されるように」という目的が込められています。
高齢化が進む日本において、「聞こえ」に関する悩みは年々増加しています。補聴器の日は、耳の健康について考える良い機会です。
なぜ6月6日が補聴器の日なのか?
「補聴器の日」が6月6日に設定された理由には、いくつかの意味があります。
まず、6の数字を2つ向かい合わせにすると、耳の形に見えることから、視覚的に「耳=補聴器」を連想しやすいというユニークな由来があります。
さらに、日本では6月が高温多湿な季節の始まりとなるため、補聴器のトラブルを防ぐためのメンテナンスの重要性を喚起する目的も込められています。
また、補聴器の日のマスコットキャラクター「ロロ」くんの名前も、「6(ろく)」が2つ並ぶことにちなんで名付けられました。
キャンペーンを実施しているお店も
6月6日の「補聴器の日」には、補聴器の無料相談会や補聴器代金の割引キャンペーンなどを実施している販売店もあります。
たとえば、補聴器専門店ではこの日を記念して、聴力測定の無料サービスや、補聴器の無料貸出体験キャンペーンなどが行われることもあります。
これにより、補聴器をこれまで使ったことがない方でも、気軽に試してみることができる絶好のチャンスとなります。
毎年6月6日付近は、補聴器を検討している方や、現在補聴器をお使いの方にとっても、耳や補聴器の状態を見直すタイミングとしておすすめです。
まとめ
「補聴器の日」は、聞こえの大切さを考えるきっかけを与えてくれる記念日です。 これまで補聴器を実際に見たことがないという方も多いかもしれませんが、加齢とともに聞こえが変化するのはごく自然なことです。
補聴器は、日常の会話や大切なコミュニケーションをサポートしてくれる心強いパートナーです。 6月6日をきっかけに、ご家族やご自身の「聞こえ」について考えてみてはいかがでしょうか。