「補聴器を購入したいけど、どういった流れで購入すればいいのかわからない…」
補聴器をどこで購入するか…これまで補聴器に対して全く関心がなかった場合、本当に見当がつきませんよね。
実は補聴器自体は、町の補聴器専門店などで購入できます。ただ補聴器購入前には注意しておかなければならないことがいくつもあることをご存知でしょうか?それを知らないと、自分には必要のない補聴器を購入してしまう可能性があります!
そこで今回、補聴器店のアドバイザーである私が、補聴器購入までの流れと、おすすめの購入場所をご紹介!補聴器を買うにはどうすれば良いのか、きちんと把握しておくと、スムーズかつ失敗しない補聴器選びができます。
まずは、購入までの流れを一覧で把握しましょう!
目次
- 「補聴器を買うには?」難聴を感じてから購入まで
- ⓪補聴器を購入するまでの流れ
- ①耳鼻科を受診して、医師の判断を受ける
- ②補聴器販売店に来店する
- ③聴力測定 ⑤補聴器の種類を選ぶ
- ⑥購入
- 良い補聴器販売店を探すポイントとは?
- おすすめの補聴器販売店、専門店の選び方とは?
- 訪問サービスをおすすめする理由とは?
「補聴器を買うには?」難聴を感じてから購入まで
補聴器を購入するまでの流れ
まず補聴器を購入するにあたって、購入までの流れを抑えておくことは非常に重要です。
ここを間違った流れで進めてしまうと、何度も補聴器専門店に行かなくてはならなくなるなど、二度手間になってしまう可能性もあるためです。
そうならないためにも、下記をしっかりチェックしておきましょう!
・耳鼻科の受診
・補聴器販売店に来店する
・聴力測定
・試聴
・補聴器の種類を選ぶ
・購入
では下記で、上から順に、補聴器購入までの流れを詳しく見ていきましょう!
耳鼻科を受診して、医師の判断を受ける
補聴器購入前は、まずは耳鼻科の受診をおすすめします。なぜ耳鼻科の受診をおすすめするかと言うと、難聴の原因によっては、次のように補聴器を必要としない場合があるからです。
・耳垢や炎症などであれば、耳鼻科の治療で治る可能性があるため
・重大な病気から、難聴を引き起こしている可能性
上記であれば、補聴器よりも耳鼻科の治療が有効です。また補聴器販売店でも、必要のない補聴器販売を未然に防ぐために、次の「禁忌8項目」を遵守して販売をしています。
一般社団法人日本補聴器販売店協会
・耳の手術を受けたことがある。
・最近3ヶ月以内に耳漏があった。
・最近2ヶ月以内に聴力が低下した。
・最近1ヶ月以内に急に耳鳴りが大きくなった。
・外耳道に痛みまたは、かゆみがある。
・耳あかが多くたまっている。
・聴力測定の結果、平均聴力が左右差25db以上ある。
・聴力測定の結果、500、1,000、2,000㎐の聴力に200㏈以上の気骨導差がある。
上記にあてはまると、補聴器では改善しない場合があるため、まずは耳鼻科の受診をお願いしています。聞こえの改善に、補聴器は有用ですが全員に該当するかと言われると、そうではありません。まずは購入前に補聴器が本当にあなたにとって有用か、医師の立場から診断してもらうことが大切です!
医師の診断で、補聴器の有用性が高いとなった場合、②に進みます。
補聴器販売店に来店する
補聴器を身近で購入できる場所は、基本的に次の2種類です。
・補聴器専門店
・一部の眼鏡屋
補聴器は、補聴器専門店だけでなく、一部の眼鏡屋でも購入できます。しかし補聴器販売店の選び方はとても重要です。その理由は「良い補聴器店を選ぶために気を付けることは?」で詳しくご説明します。
基本的には補聴器販売店に来店すると、聴力測定が行われます。聴力測定を行わず、いきなり商品をすすめる販売店は要注意!利益重視で、あまり親身なお店ではないかもしれませんよ。あなたの聴力をもとに補聴器を探してくれる、良い補聴器店を選びましょう。また先ほどの「禁忌8項目」を遵守しているかもポイントです。
聴力測定
聴力測定は次の3種類を行うのが一般的です。
・聴力測定
・語音弁別測定
・骨導検査
聴力測定:音の高さ(周波数)がどの程度、聞き取れているかを測定。結果はオージオグラム(聴力図)で表示します。
語音弁別測定:「あ」「い」などの音をヘッドフォンから聞き取り、紙に書きだします。言葉がどの程度聞き取れているかの測定です。
骨導検査:頭の骨を振動させ、骨導での聴力を測定します。
この3つの聴力測定からあなたの聴力を数値化し、軽度から高度難聴のどれかに分類します。大体の難聴程度であれば下の表で確認することも可能です。来店前に自分の難聴程度をおおよそ把握しておくと、実際の結果を冷静に判断できます。
難聴程度 | 平均聴力(㏈) | 自覚 |
軽度難聴 | 25~40dB未満 | 小さい声や騒音下の会話が聞き取りにくい |
中等度難聴 | 40~70dB未満 | 普通の会話が聞き取りにくい |
高度難聴 | 70~90dB未満 | 耳元の大きな声でも聞き取りにくい |
重度難聴 | 90dB以上 | ほとんど聞こえない |
上記は簡単な表ですが、補聴器店では専門の機械を使用して聴力測定を行います。聴力測定の結果から、補聴器の種類を選びます。
試聴
聴力測定を終えると、次は補聴器の試聴です。
ここでは実際に補聴器を装着し、補聴器からの補聴効果を得られているかを確認します。補聴効果とは、音に雑音がないか、明瞭に聞こえているか、などから補聴器を付けて得られる効果のことです。補聴効果からあなたに合った補聴器の種類を選び、調整方法を調べます。
もしここで補聴器の効果に不安を感じられた場合は、補聴器のレンタルサービスを利用されることがおすすめです。実際の生活環境で補聴器がどの程度効果があるのかを実感すると、安心して購入に進めますよ!
補聴効果を確認できると、次は実際に使用する補聴器選びです。
補聴器の種類を選ぶ
販売員は聴力測定の結果と、試聴のデータをもとに、あなたにあった補聴器をご提案します。あなたは販売員と相談しながら、自分の聴力、生活、予算にあった補聴器を探しましょう。基本的な補聴器の種類と金額の違いについては、次の通りです。
補聴器の種類
特徴 | 難聴程度 | 長所 | 短所 |
耳かけ型 | 軽度~重度 | 音の調整力が高い 重度の難聴にも対応 |
やや目立つ 眼鏡の邪魔になる |
耳あな型 | 軽度~重度 | 目立ちにくい 眼鏡を頻繁に付け外しする人 |
ハウリングが起きやすい |
ポケット型 | 中等度~高度 | 操作が簡単 大きな音が出せる |
目立つ コードが邪魔になる |
眼鏡型 | 軽度~中等度 | 耳をふさがない | 大きな音が出せない 重度の難聴には対応できない |
金額の違い
10万円前後:シンプルな機能の補聴器
20万円前後:一般的な機能を標準装えた補聴器
30万円前後:音の調整機能を付加している補聴器
40万円以上:高度な音の調整機能を付加した補聴器
※片耳価格
平均的には10万円から20万円前後の補聴器が一般的。しかし、あなたの難聴程度によって、必要な機能が違います。購入前には、あなたが生活のどの場面で、補聴器を必要としているかを想定しておきましょう。想定した場面を店員に伝えると、必要な機能を搭載した補聴器をいくつかおすすめしてくれます。店員とよく相談した上で購入に進みましょう。
購入
実際に補聴器を購入します。また、補聴器購入時のポイントは、レンタルや返品ができることを確認しておくことも重要です。納得して補聴器を購入しましょう!
販売店はご購入頂いた補聴器を、あなたの聞こえに合わせて調整を行い、補聴効果を確認した上で商品をお渡しします。
以上、補聴器の購入の流れのご説明でした。補聴器は、補聴器専門店もしくは一部の眼鏡販売店などで購入可能です。
どこでも買える補聴器ですが、補聴器専門店で買うのがおすすめ。なぜなら、補聴器の専門知識を持ったスタッフがいるためです。補聴器は、聴力に関する知識も必要な商品。あなたの聴力データを正しく判断して、補聴器の調整を行わなければなりません。
そのため、補聴器と聴力に関する知識がスタッフがいる、補聴器専門店をおすすめします。補聴器専門店なら、知識と経験から、あなたに合った調整を行ってくれますよ。
ですが、補聴器専門店の中でも選ぶポイントがあります。次にご説明します。
良い補聴器販売店を探すポイントとは?
おすすめの補聴器販売店、専門店の選び方とは?
結論から申し上げますと、補聴器店を選ぶポイントは、通いやすく長く付き合える補聴器店を探すことです。なぜなら、補聴器は購入後のほうがお店に通う回数が多くなります。購入後の調整だけで、3回から10回ほどお店に通う必要。そのため、継続的に通える補聴器専門店をを探すことをおすすめします。
以上を考慮した、おすすめ補聴器販売店選びのポイントは下記となります。
・あなたが通いやすいか/訪問サービスを行っているか
・きちんと点検、調整を行ってくれる熟練スタッフがいるのか
・「禁忌8項目」を遵守しているか
補聴器は、調整だけでなく補聴器は定期点検が必要な商品。そのため、補聴器店とは購入前より購入後のほうが、付き合いは長くなります。その度に、補聴器店に通うのは面倒ですよね。
そこで、おすすめするのが補聴器専門店の訪問サービスです。
補聴器店の訪問サービスを使わないのは損をしているかもしれません。なぜなら、移動にかかるガソリン代などの交通費がかからないためです。
移動する時間も必要ないので、結果として訪問サービスは時間とお金の有効活用に繋がります。次で、詳細をご説明します。
訪問サービスをおすすめする理由とは?
補聴器専門店の訪問サービスをおすすめする理由は、次の通りです。
・訪問サービス形態だから時間や交通の便に左右されない
・いつもの生活環境で音を確認できる
・家族も一緒に話を聞ける
次で、上から順にご説明します。
訪問サービス形態だから時間や交通の便に左右されない
時間や交通の便に左右されないので、近くに補聴器店がない人や、外出が難しい人にもおすすめのサービスです。また補聴器は購入後も調整や点検などで継続してお店に通う必要があるのですが、その度に補聴器店に行くのは大変なもの。訪問サービスだとご自宅にお伺いしますので、移動時間がかかりません。移動がないので、ガソリン代や電車代の節約に繋がるのです。
いつもの生活環境で音を確認できる
実際に生活されているご自宅で、音を確認できます。補聴器を店頭で購入する場合は、お店の環境に合わせて音を調整しますので、家の環境に合わず補聴器が聞こえにくいなどの問題が起こることがあります。しかし、きこえのお助け隊はご自宅で調整を行いますので、生活環境に合わせた補聴器を、購入初日にお渡しすることができます。
家族も一緒に話を聞ける
1人では補聴器の取り扱いなどの情報を、覚えたつもりでも忘れてしまうことがあるかもしれません。その時、家族が補聴器の情報を知っていると安心ですよね。また、すぐに家族と相談できるのもメリットのひとつです。補聴器の性能が、あなたの生活スタイルにあっているか、第三者の目から判断してくれます。
以上のことから、継続して補聴器店に通う手間を考えると、訪問サービスがおすすめです!ただ、初めての訪問サービスで不安なことも多いのではないでしょうか?
「お金が別に必要じゃないの?」
「自宅に来てから何分くらいで終わるの?」
上記のように不安に思われている方も多いかと思います。そこで次に、訪問サービスのお申込みから購入までの流れを、ご紹介させて頂きます。
訪問サービスの流れ
訪問サービスは、下記の流れで行います。
①電話/メール
②訪問・聴力測定
③試聴
④器種選定
⑤購入もしくはレンタル
⑥購入後
次で、上から順にご紹介します。
①電話/メール
下記の電話番号、もしくはメールでご連絡を頂きご訪問日を打合せさせて頂きます。
申し込み時にお伺いさせて頂く内容は、以下です。(所要時間3分程度)
・氏名
・電話番号
・ご住所
・日程と時間
・ご依頼内容(補聴器の相談、調整、購入など)など
以上の内容を打合せさせて頂き、日程を決めます。早くて翌日から、お伺いすることが可能です。
また、訪問サービスは店舗によって、出張代金がかかるので注意が必要。店舗によっては、補聴器購入前の訪問サービスは無料でも、購入後は数千円の料金が必要な場合があります。予約時に、お店によく料金について確認しておきましょう!
②訪問
あなたのご自宅で、問診と聴力測定を行います。聴力測定はなるべく静かな環境で行う必要があるため、ご自宅内で一番静かな部屋を案内して頂けると幸いです。
③試聴
実際に、デモ器で補聴器を試聴します。
④器種選定
購入する補聴器の器種を選びます。
また、次のような方はレンタルサービスがおすすめです。
・実際に購入する器種を試してみたい方
・補聴器の効果が不安な方、など
レンタルサービスのメリットは、次の通りとなります。
レンタルサービスのメリットとは?
実際に使用する補聴器の効果を確認できるのはもちろんのこと、装着や取り扱いをレンタル期間中に慣れることができます。補聴器は小さいうえに、耳という視認しにくい場所での付け外しが必要。そのため、初めのうちは装着するにも時間がかかります。レンタル期間中に慣れておくことで、購入後は比較的スムーズに補聴器をご利用頂けますよ。
また、レンタル期間はお店によって異なりますが、1週間から2週間ほど借りられるところが多いです。ただ、お店によってはレンタルサービスを行っていない、または数千円ほどお金が必要、このような場合がありますので、よく確認した上で依頼しましょう。
購入もしくはレンタルする器種が決まりましたら、1回目の訪問サービスは終了となります。ここまで(①から④)で、お時間としては約60分から90分ほどです。
⑤ご購入もしくはレンタル
一般的には、3日から10日ほどで購入またはレンタル頂いた器種を、あなたのご自宅でお渡しします。レンタルの場合は、そこから期間内補聴器のお試しが可能です。
⑥購入後
補聴器購入後は、希望に応じて点検や調整などで訪問させて頂きます。
また購入直後は、補聴器の調整が3回から10回ほど必要です。繰り返し調整を行うことで、補聴器をあなたの生活と聞こえに、合わせていきます。なぜなら、聞こえない原因は人によって違うためです。
一口に音が聞こえないと言っても、雑音でうるさくて聞き取れないのか、聞こえているのに聞きとりにくいなどの様々な違いがあります。雑音で聞き取れないのであれば、音を拾う距離を調整する、聞こえているのに聞き取りにくいのであれば、高音域の問題が考えられるので高音域の調整を行う必要があるのです。そのため、補聴器購入後の調整は大切。音を調節することで、雑音の少ない聞こえの良い音を聞くことができるのです。
以上が、一般的な訪問サービスの流れです。訪問サービスは、店舗によってお金が必要な場合があるので注意が必要です。特に、売り場がある補聴器店だと店舗から距離が離れるに従い、料金が高くなる場合があります。
「それだと店頭に行ったほうがお得じゃないの?」
上記のように思われた方もいらっしゃるかと思います。そこで次に、弊社の訪問サービスをご紹介します!きこえのお助け隊なら※全国対応の料金無料でお伺いさせて頂きますよ。
※沖縄、北海道、離島、一部地域を除きます。
きこえのお助け隊をおすすめする理由とは?
きこえのお助け隊はおすすめする理由は主に次の3つです。
・料金無料
・全国対応
・レンタル・返品サービス
次で上から順にご説明します。
料金無料
きこえのお助け隊は、補聴器本体と付属品の購入代金以外は、基本的に無料です。他の補聴器店は、数千円ほど出張代やレンタル代に必要なことがあります。重ねて申し上げますが、補聴器は購入前より、購入後のほうが重要です。購入後の調整だけでも、平均的に3回から10回ほど行う必要があります。また、その後のメンテナンスも合わせると補聴器店とは購入後のほうが合う回数は多くなります。その度に、お金がかかるのは大変負担ですよね。
しかし、きこえのお助け隊なら、補聴器購入費用以外は無料だから安心です。補聴器購入後も、お金の心配をすることなく、あなたの満足する聞こえまで調整を行うことができます。
全国対応
全国対応は、次のような方に便利です。
「遠くに離れて暮らす、両親の補聴器を調節してほしい」
「近くに補聴器店がない」
お店をもたないきこえのお助け隊だから、どれだけ離れた場所でもお伺いすることができます。また、全国展開だから離れて住む両親や親せきの補聴器の相談・調節依頼も簡単です。ご両親や親せきの周辺に補聴器店がない、外出が困難な場合、聞こえないことやメンテナンスの外出が心配ですよね。かと言って、知らない土地の補聴器店を探すのは大変なもの…。しかし、きこえのお助け隊は全国展開だから、近くのスタッフがすぐにかけつけることが可能です。補聴器の使用者だけでなく、ご家族の方も安心です。
無料レンタル・返品サービス
弊社は補聴器の1週間無料レンタルサービス、もしくは1か月返品無料サービスを行っております。補聴器1週間無料レンタルサービスは、購入してみたい器種を1週間レンタルして頂くことが可能。もし、レンタル期間中に生活に合わないようであれば器種をお返し頂いて終了となります。費用は一切かかりません。
次の1か月返品無料サービスは、補聴器購入後1か月以内なら無料で返品できるサービスです。購入後、補聴器があなたの生活に合わない場合や、やはり補聴器を必要としなかった場合に返品してもらうことができます。
実際に補聴器を使用してみないと不安、購入する器種を試してみたいといった方に人気です。この2つのサービスで、購入後の補聴器から音が聞こえないなどのトラブルを未然に防ぐことが可能。お客様にも安心して購入に進んでいただけます。
※1週間無料レンタルサービスと、1か月無料返品は併用することはできせん。
以上、きこえのお助け隊をおすすめする理由でした。きこえのお助け隊なら、補聴器の効果を確認してから購入に進むことができます。また、補聴器を使用して、あなたが効果を実感できなければ購入すすめません。皆様には安心して、購入に進んで頂いております。
きこえのお助け隊は、このような実績が評価され補聴器累計販売台数は10万台を達成しました。10万台達成という実績を基に、あなたに合った補聴器を一緒にお探しします!
きこえのお助け隊に依頼される場合は、下記からご連絡いただければ幸いです。